ハス
ハスとは?
(蓮、学名:Nelumbo nucifera 英名:Lotas)はスイレン科ハス科の多年性水生植物。地中の地下茎から茎を伸ばし水面に葉を出します。茎には通気のための穴が通っています。花後、蜂の巣状の花托に果実が実ることから、ハチス(蜂巣)→ハスという名になったと言われています。根の部分(地下茎)は食用にされ、蓮の根すなわち蓮根(レンコン)となります。種子も食べられます。俳句を詠むときは夏の季語として使われます。
原産地は?
原産地はインドとその周辺ですが、品種としては大きく分けて、アジア・オーストラリアに分布する東洋ハスと中部アメリカ・北部アメリカに分布するアメリカハスの2種類にわかれます。古くから品種改良が行われ、現在は東洋ハスとアメリカハスを交配させた品種等もあります。
蓮の花言葉は?
「雄弁」「休養」「沈着」「神聖」「清らかな心」「離れゆく愛」
花の咲き方は?
蓮の花は早朝に咲き、午後になると少しずつ閉じていき、翌朝にまた開きます。これを3~4日繰り返し散っていきます。きれいな蓮をご覧いただくには午前中のご来場をお勧めします。また、花が散った後は蜂の巣状の花托が成長して種子をのこします。
観賞用蓮と食用蓮(レンコン)との違いは?
観賞用の蓮と食用の蓮(レンコン)に大きな違いはありません。蓮には根茎があり円筒状で大小10数個の穴が開いています。食用レンコンはこの根茎を大きく食べやすくするために品種改良されたものであり、大賀蓮などの古代蓮はこの根茎が非常に細く貧弱な形をしています。なお、食用レンコンにもきれいな花が咲きます。
蓮と睡蓮(スイレン)の違いは?
蓮 蓮の葉は水面から50cm~150cmほどの高さに開き、形は円形をしています。強く水をはじき、水滴が葉の上でコロコロ光る様は大変美しいものです。また、花も葉と同じく水面から50cm~150cmのところ(葉の少し上)に咲きます。
睡蓮 睡蓮の葉は水面に浮かび、形も葉の付け根が切れ込んだ形をしています。水をはじきません。また、花は水面か水面のやや上に咲きます。一般的に蓮の花に比べ睡蓮の花の方がこぶりです。
「里やま」ハス園の蓮たち
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ベリーズ・ジャイアント・ サンバースト |
ミセス・スローカム |
芦山城蓮 |
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一天四海 (いってんしかい) |
金輪蓮 (きんりんれん) |
浄台蓮 (じょうだいれん) |
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即非蓮 (そくひれん) |
大賀蓮 (おおがはす) |
中日友誼蓮 (ちゅうにちゆうぎれん) |
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天竺斑蓮 (てんじくまだらはす) |
姫蓮 (ひめはす) |
碧台蓮 (へきたいれん) |
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蜀紅蓮 (しょくこうれん) |